自己申告というもの

自分はすごいよ、他の人間なんて自分と比較したら劣るんだ。


なんてハッキリ言う人に出会った方いますか？

オレは一人だけだけどいます。
ほんで、あまりにもハラたったのでマウントポジションをとって殴り倒してやりました。
今から13年ぐらい前かな？
殴った相手は発注先の会社の若手社員だった。
こりゃまた今思い出しても生意気な人間。

今思うと、よく問題にならなかったなーってな正直な感想かな。

自分を大きく見せたい人間って歴然と存在するよ。
虎の威を借りた狐。

必要以上かどうかはさておいて、謙遜する人間もいる。
こっちは日本では一般的に（？）美徳とされている傾向が大きいと感じている。

前者は、概ね申告時点でバレバレなので、むかつくが許せる。
後者は、判断がつかない場合が多い。

今日、会社の野球部の試合がありました。

ネットで対戦相手を募集したのだが、募集要綱はだいたい以下の通り。

　　野球経験者はほとんどいない
　　平均年齢は33歳ぐらい
　　楽しければいいと思っているので、お気軽にどうぞ
　　レベルは５段階で２程度なので、２以下を希望

こんな感じかな。

ほどなく、平均２１歳です、野球初心者ばかりでーす！レベルは２ぐらいでーす！よろしくでーす！という連絡あり。

野球対戦版「出会い系サイト」とも言えるこのサイト、野球でなく普通の出会い系ならうれしい悲鳴をあげるが、如何せん、野球の試合だ。
くんずほぐれつでパッツンパッツンではないのが口惜しい。

スポーツって若ければ若いほど能力はあるっていうのは極一部の例外を除いて常識。

しかーし、２１歳って言っても会社の後輩の２１歳を見ると、たいしたこたねーや、っていう結論に達して、試合に関して合意致すという運びになった。

んで、本日、
「なんで、会社の２１歳のみをサンプルに世の中を考えたのか？」

の浅はかさを痛感したのである。

タマはやいー。

スライダー消える魔球じゃん。


なんでも、ピッチャーは東東京の強豪校のエースだった人とのこと。
レベル２どころか、５と言っても過言じゃない
まーしかし、そこは自己申告の世界なので、文句は言えない。

投球練習をみて、ノーヒットくらわなきゃ儲けモンなんて早くも弱気になったのであった。

つーか、強豪校のエースだし、なるだろ！

結果は、５－２で負け。

三振相当奪われたね。
しかもストレートがほとんどなんで、完全に力負け。
# せいぜい 120km/h 台だけど、キレイな上向き回転（伸びがある）だった…
# なので、ド素人には高めを打つのは難しい


いやー、でも、こんなピッチャーと当たってイイ経験になったと思うわ。

とポジティブシンキング。


ちなみに、おれの成績は、２打席１打数ノーヒット（セカンドゴロ）１死球１得点。


ものすごい投手だったので、無安打でも割と満足です。