ついてきなはれ～

今日は久しぶりの晴れの週末なので、かねてから計画していた
「大阪ど真ん中一周コース」をチャリで走ってみた。



一部川を走っていることになったりで相当ラフだが、だいたいこんなコース。

道を熟知していてすいすい行けば２時間弱で走れるコースらしいのだが、不慣れだし、何より方向音痴なので、途中何度も地図を見たり、人に道を訊いたりで３時間ちょいかかった。

道路工事のおっちゃんに大阪ドームの方向を訊いたら、まるで１８０度違う方向を教えられたり。

途中、タブレット端末の地図で現在地を確認していたら、チャリに乗ってきたおばちゃんに、
「どうしはりましたん？」って訊かれる。
おばちゃん、急ブレーキかけて止めたはいいが、たぶん想像以上にスピードが出ていたらしく前につんのめりそうになりながらオレのことを案じる。

現在地と日本橋への方向だけきいたんだけど、どうにも要領を得ない。
御堂筋の説明やらが始まったんで、いい加減途中で遮ってもう一度同じことを質問する。
大阪のおばちゃんを相手すんのは、愚直な忍耐が必要だ。

ほんなら、そのおばちゃん、「途中まで一緒やから行くで、付いてきなはれ！」ときたもんだ。
いや、一人で行くんでほっといてくださいと言う勇気を来年までには欲しいと思った。

てなわけで、３ｋｍくらい一緒に走る。
街の解説をしてくれるんだが、いかんせんおばちゃん先導なんで後方にいるオレには何を言ってるんだかビタイチわからん。
信号で止まると、また解説が始まる。
「この道は右側を通るのがええんやで、なんでなら左っかわはややこしいやろ？」
いや、わけわかんないんすけど。。。
こんな調子なんで、早く別れたかった。

ようやくおばちゃん目的地の病院に到着、お礼を言って深々を頭を下げてサヨウナラ。

「ええかー、日本橋は道路に書いてあるさかいわかるからなー、こっから真っ直ぐやでー！」を３回ぐらい繰り返し言われた。

おばちゃん、長生きしてや。

まーこんなおばちゃんもいるくらいなんで、信号無視して危うくオレと衝突しそうになるおっさんなんてなのもしょっちゅう。
しかも、オレは悪くないのに文句言いたそうにしている。

社会生命に影響ありそうなんで、不本意ながら「ドアホ！」とだけ叫んで立ち去る。

もちろん、心の中でね。＞叫び




☆　１３：５８