この先

ノンフィクションだが、半分以上ネタ。


あるバグが発見された。

相棒の 年配のＨさんに初見調査を依頼。

Ｈさん「原因わかりました。ＸＸＸ が原因です。」
おれ「（ソレはわかってるんだけど）了解。じゃー直してください。」
Ｈさん「バグを直したつもりなんですけど、どうも結果がおかしいです。」
おれ「じゃぁソースコードをどっかに置いて。後で見るから」

　　　　：　しばしして…

おれ「この修正の意味がさっぱりわかんないんですけど。」
Ｈさん「これは　ＹＹＹ　にたいして直した修正です。」
おれ「えぇ？ＸＸＸ は直していないの？」
Ｈさん「はい。とりあえず、ＹＹＹ を先に直そうかと思って」
おれ「（絶句）…」


わかりやすく言うと、、、

誰かが虫歯が痛くて歯医者に行く。

Ｈさんというちょっとすっとぼけた歯医者が、虫歯よりも歯槽膿漏が気になって歯槽膿漏の予防治療をした。
そして、Ｈさんは何を思ったか、（歯槽膿漏の治療をしたのに）なんで虫歯が治ってないかなー？と疑問に思った。

ってな感じだ。

トンチンカン。


ソースコードの修正をしていくうちに、気になる点が現れた。
その気になる点を追跡していくうちに問題の本質を見失った挙句、全然的外れな修正を施す。

しかし、本質を履き違えている自覚がない。

なので、歯槽膿漏の治療で虫歯が治ると錯覚するのである。

酔狂な冗談ではない。事実なんだ。


そして、悲しいことに自社の人間だ。

この先いろんな意味で心配だ。

わけあって久しぶりに壱プログラマー（壱デバッカー？）として返ったが、椅子に根が生えたようにコード書きなぞに専念できるわけがない。

自社作業がかなりある。（出先の会社がらみの件も もちろん含めて）
そして、イマイチ危なっかしい窓口担当への引き続きのフォロー。


この先どうなるんか想像がつかない。



☆　22:49