JISATSU

２５んときに、親友が自殺した。
小中高と一緒だったヤツだ。

自殺した本人が夢に出てこないのでよくわからんが、大好きなスキーをした後に雪山で飲酒した後に凍死なようだ。

地元の警察いわくね。

いっぱい後悔している。

前に書いたが、２３歳の頃一旦田舎に帰ってみじめな気持ちを味わって、再度上京した。

その際に身を寄せたのが、その親友のところなのだ。

当時はお互い胃も肝臓も丈夫で毎日が宴会のように楽しく過ごした。

さすがに土日は、プライベートを重視したが。


さて、今の出先の会社で４年前に辞めた外注社員が辞めてすぐに自殺した。

前述おれの親友と変わらない年齢だ。

どっちにも共通していることは、ウツという病理的な因子もあるが、哲学的な要因が見え隠れしてならない。

こればかりはどうしようもない。


うちの会社の人間にも複数いる。

ただ、一線を画したい。

ソレは単なる甘えだから。

１年以上付き合ってきたけど、結局死は生きる理由が無いの裏返しに過ぎない。

要するに、そいつにとってその裏返しの概念を表す便利なコトバが存在しない。
なので、死という便利なコトバを選択する。

また、生きていく上で、経済的にも苦労していないから、生きる意味を考えるという余裕ができちゃう。

余裕をなくしちゃいたいが、残念なことにうちの会社はそこそこ給料はまともだ。

貧困が敵にいないと、とかく人間はあらぬことを考えがちだ。

人間、貧乏が悩みのうちが、一番モチベーションが高いのではないかな。

と、思いつきを書いてみる。


☆　２３：１３